深森の帝國§総目次 §物語ノ本流

物語ノ本流

和風*中世*異世界ファンタジー漫画『八衢ヤチマタのアルス・マグナ』を連載しています。

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物語ノ扉

《大いなる術/アルス・マグナ》の《根源/アルケー》を求めて――
我ら、さすらう者なりき。星くずの《無限》の海を、文字と呪術の帝國を。

物語ノ序章

清ら月は道野辺に照り―全16頁コミック
――満月の下、「桜照君」の謎を求めて、主人公の青年・鏡は旅立つ。あやかしの夜と出会いの朝。

【ノベライズ版】
和風幻想曲―妖異譚[道野辺ノ坂ノ小町](〜7000文字)

第一部 ヤツマタ

ヤツマタの部――《扉》
全1頁/「ヤツマタ」なる語の解説あり
第一章.十六夜―全28頁コミック
――あやかしの夜から鏡を救った老人・カモさんとは。夕市での新たなる遭遇と事件…土山宿で展開する運命の分かれ道。 十六夜の月光の中に浮かび上がる、重苦しい手紙。
第二章.鈴鹿峠―全32頁コミック
――新たに魚(イオ)という年若い道連れが出来る。峠入りする一行。 険路をゆく旅人・鏡の命を狙う怪しき忍者――峠越えの決闘。忍者の正体に衝撃を隠せない鏡。忍者の隠し持っていたものとは?
第三章.坂下宿―全30頁コミック
――雨が迫り来る中、忍者が新たに道連れに加わったため、人目を避けて宿場町を離れ、外れの廃寺に宿を取った一行。 そして、篠突く雨の午後を迎える。坂下宿の外れの廃寺で起こった出来事とは…
第四章.伊勢道―全54頁コミック
――坂下宿を出立した一行は、伊勢道を行く。鈴鹿峠にまつわる伝承、異相の者らとの邂逅、そして黄金の謎…。 新たな謎の出現に戸惑いつつ、津宿に至る。伊勢湾が見える港町に、夜が更ける――
第五章.伊勢志摩―全34頁コミック
――伊勢の海、船上からの弓矢の攻撃。その背後に広がる巨大な疑惑の気配――花洛をめぐる黄金の闇市場と異相の者ども。 さらに神宮参道における呪術戦で、暗雲の如く現われてきた謎の存在は…
第六章.門前町―全40頁コミック
――神宮の門前町を巡る一行。街道の異変、そしてその夜の門前町の騒動…次第に緊迫の度を深めてゆく門前町の情勢。 そして、雨の中の異相の来客――五月雨の中の門前町に、闇の陰謀が進行する!
第七章.斎ノ宮―全54頁コミック
――突破口を求めて、斎宮へ急行する一行。斎王との邂逅、斎宮に勤める様々な人々との出会い、謎の美しい姫君、そして 陰謀の黒幕なる人物の登場。斎宮と門前町とで同時展開する、不可解な謀略。
第八章.妖霊星(前篇)―全62頁コミック
――夜の闇を引き裂く悲鳴、天狗の如き不審人物の影、急に出現する白い子猫の死体…そして白昼の中庭、 異様な呪力に満ちて宙に浮く少女。妖霊星を巡る呪術戦と、俗世の政局の戦とが交錯する。
第九章.妖霊星(後篇)―全52頁コミック
――安堵もつかの間、宮ノ下町を徘徊する怪しき人影。巡回網を潜り抜けた者らの暗躍が続き、 雨降る小道では逃走追跡劇が発生…見捨てられたような裏通りの棟で、新たなる呪術戦が展開する。
第十章.流星群―全56頁コミック
――そして、伊勢暴動が遂に発生。より混乱を引き起こそうとする者らと、 事態の解決に動く者らが門前町で衝突する。その夜、満天の星空に壮麗な流星群が出現する。 山の上には謎の鬼が居た――

第二部 タタシマ

タタシマの部――《扉》
全1頁/「タタシマ」なる語の解説あり
第一章.水無月―全32頁コミック
――伊勢暴動の後、復興が続く門前町と街道。暴動関係者の残党狩りが続き、重要な証言が飛び出して来る。 かつての都の動乱の歴史に起因する数多の因縁…記憶をひとめぐりする水無月の日々。
第二章.夏越祓―全54頁コミック
――ふとしたきっかけで、上古の伝説に触れる。 そして闇夜の中、夢遊病を発し、さ迷い歩く少女の過去に潜む秘密…或る日、都から来た勅使がもたらした書状は、 人々の運命を更に変えんとする。
第三章.七夕―全60頁コミック
――人相書の描き直しの末、少女らの記憶によみがえった過去の恐ろしき記憶と、その記憶を彩る真の姿。 七夕の行事の中、交錯する心理と更なる陰謀の気配…天の川の下、数々の謎が妖しく光る。
第四章.熊野道(前篇)―全54頁コミック
――再び遍歴の旅に出た一行。不気味な妖術戦士団が、ひそかに追跡する。互いの存在を意識し、 牽制しあいながらも、海と山の間の道程を積み重ねる者たち。そこに、予期せぬ妨害の魔の手が迫る。
第五章.熊野道(後篇)―全54頁コミック
――再びの地震と、相容れぬ者たちの交錯。謎と流血に満ちた道程を行く一行。始原の神話から来る示唆 「海」と「島」、「イオツ/ユツ」。そして暗黒と禁忌の時空の嵐の中に出現した怪異は…
第六章.京街道―全44頁コミック
――かつて、逃げ出すかのように出奔した都…その近辺に、一行と共に舞い戻った鏡は、 高位の貴人の援助を受けつつ、一時的に身を潜める。新たな出逢いと邂逅…そして謎の異形の神の読み解き。
第七章.観月宴―全60頁コミック
――目下の都の第一の権勢者たる大貴族の館で、観月の宴が始まった。奇怪な予言の背後に見える怪しげな女の影。 大貴族の館の奥に潜んでいた大いなる秘密。それぞれの思惑が交錯する妖しの夜。
第八章.百鬼夜行―全80頁コミック
――除目(役人の人事異動と昇格)が始まると共に、不意打ちの都内暴動が発生した。ひそやかに展開する強大な呪術、 存在しない死体。不夜城の巷に広がる闇の中で、流血と政局の乱が進行する。
第九章.八重潮―全70頁コミック
――不穏な思惑の漂う花洛朝廷をあとにして、一行は再び旅に出る。最終的な目的地は鎮西の国、九州。 最初の寄り道は明石海峡を渡った先の淡路島。そこでは奇怪な銅鐸盗難事件が発生していた…
第十章.東奔西走―全70頁コミック
――新月の夜、人々は大きな流星を見る。都では奇妙な神がかりが発生。一方、流星は淡路島へ。 落下地点は由緒ある神宮。天才的な刀鍛冶との出逢い。そして島の南端での父との再会と数々の謎。

第三部 マレヒト

マレヒトの部――《扉》
全1頁/「マレヒト」なる語の解説あり
第一章.瀬戸内―全50頁コミック
――鏡の父親は、謎の妖術戦士団について重要な情報を持っていた…次の瞬間、御影が拉致される。 行方を追う一行は鳴門海峡を越えて対岸の四国へ移る。瀬戸内を股にかける紛争が進行していた…
第二章.鬼ノ城―全48頁コミック
――拉致された御影の行方を追い、一行は瀬戸内海を渡り…吉備国の古城は鬼ノ城で、 数多の勢力と思惑の入り乱れる攻城戦が展開した。生と死が交錯する戦場の辻で浮上したのは、新たな運命と謎。
第三章.菊花宴―全32頁コミック
――鬼ノ城の戦が終結へと向かっている間、花洛の都では菊花宴が行なわれていた。 ひょんなことから都行列の牛が一斉に暴走…追跡した先の聖麻邸で、忍者たちは大いなる陰謀の兆を見い出した。
第四章.宮島厳島―全28頁コミック
――鬼ノ城の戦の報告や後始末の相談のため、瀬戸内海の有力者が集う海上の島を訪れる一行。 そこには古伝や秘伝について博識な老神官が居て…十三夜の月のもと、改めて謎を再考するひととき。

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