深森の帝國§総目次 §物語ノ岸辺 〉跋文

跋文 / 遠く遥かなる人に寄せて

『深森の帝國』物語ノ跋文

いつか遠い将来、『深森の帝國』を気に入って、 『指輪物語』と同じくらいホントの歴史物語だと信じちゃう誰かがいたら、 天国(?)で、こっそりと歓喜と感謝の舞を踊ろうと思っています…*^^*

参考:鳥山石燕 「百鬼夜行跋文」

詩は人心の物に感じて声を発するところ。
画はまた無声の詩とかや。形ありて声なし。そのことゝによりて情を起こし感を催す。

さればもろこしに山海経。吾朝に元信の百鬼夜行あれば予これに学びて、つたなくと紙筆を汚す。
ときに書林何某、需(もとめ)るに頻(しきり)なれば、 いなみがたくて、桜木にうつしぬ。

よしそれ童蒙(どうもう-幼少で道理に暗い者。子供-)の 弄(なぐさみ)ともならんかし。

「百鬼夜行」跋文 / 鳥山石燕(江戸中期)
■ 山海経センガイキョウ;
中国古代の神話と地理の書。
山・海の動植物、金石草木、また怪談を記す。18巻。戦国時代〜秦・漢代の作。
■ 元信の百鬼夜行あれば…;
狩野元信(室町末期)の百鬼夜行絵巻のこと。
ただし、原本の存在はあやしい。天狗絵はあるらしい。
■ 鳥山石燕トリヤマセキエン;
江戸時代の妖怪絵師。
本名佐野豊房。その筋では有名な人のようです。

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