深森の帝國§総目次 §物語ノ本流 〉第一部 第六章(頁.1)

第一部 第六章 頁.1.街道から参道へ…

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後世の偽書『照泉鏡』(架空の歴史書)より―― 伊勢神宮、正式には「神宮」と云うのみ。外宮、豊受大神宮なり、内宮、皇大神宮なり。なお数多の社あり。

関所を通過し、外宮参道に入りつつあるカモさん一行。 戈郎は門前町の関所の方向をジロジロと見ながら、「関所代が妙に高すぎる…?」と、疑念を漏らした。 戈郎と並んで歩くタスキも、その疑念を否定せずである。「通行税が上がっているんですよ…不自然に」

一方、鏡は、先頭を行くカモさんに「外宮と内宮って…何か違いがあるんですか?」と質問をしている。 カモさんは鏡を振り返り、不思議な笑みを浮かべた。「大有りだよ…若いの、 外宮は豊受大神を祀り、内宮は天照大神を祀っておる…長い話になるが…」 そう話している間にも、街道は参道になり、大きな鳥居と、森に覆われた境内とが見えてきたのであった…


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