深森の帝國§総目次 §物語ノ本流 〉第一部.第一章(頁.1)

第一部 第一章 頁.1.鈴鹿山脈を南に望む、とある民家の縁側にて

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物語の第一部第一章・十六夜の開幕である。冒頭シーンは鈴鹿山脈。次いで一軒の民家の縁側に移る。 旅人の青年が、前日の夜に身を助けられた件について、恩人となった老人にお礼を述べている。 時は昼下がりに近い頃。やがて来る真夏を思わせるような青い空と白い雲、まばゆい日差し――

上(カミ)つ世より、東西を境(さか)ふ山脈(やまなみ)あり。北に伊吹。中に鈴鹿。南に布引(ぬのびき)、高見。 いにしえびとの開きし大国小国(おおぐに・おぐに)、山越えの道、三関(さんかん)あり。

不破の関、飛騨中山道。逢坂の関、越(コシ)北海道。鈴鹿の関、伊勢東海道。


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