深森の帝國§総目次 §物語ノ拾遺書庫ノ目録(物語ノ拾遺・隔離版) 〉ヒュパティア

ヒュパティア

Hypatia(370頃〜415.3)

エジプトの女流数学者・天文学者・新プラトン主義哲学者。

テオン(著名な数学者・哲学者であった)の娘。幼少期の事は不明。 新プラトン主義の創始者プロティノス(205年- 270年頃)および、 新プラトン主義−シリア分派の創設者ランバリクス(250年- 330年頃)の二名から、 数学と哲学について教えを受けた。

400年頃〜エジプト/アレクサンドリアにあった新プラトン主義哲学校の校長を務める。 (※別の記述によれば、アレクサンドリア図書館の司書であったという事になっている。)

415年、キリスト教徒によるアレクサンドリア襲撃の際、標的として虐殺される。 また、この時に、アレクサンドリア図書館も同教徒の放火により焼失した。 失われた書物は数十万冊に及ぶと云われる。

―― 彼女は特に天文学と数学の研究に専念し、次の機械も発明している:

―― 著述については不詳だが、加筆の可能性があるのは以下:

―― 以上、『 Suda Lexicon 』(10世紀末の百科事典)より

言葉

「ヒュパティア/仙人の百科事典」(仙人による日本語訳)からの引用です。
http://sennin-no-hyakkajiten.net78.net/hypatia.htm(現在リンク切れ)

考える権利を守りなさい。なぜなら、たとえ考えた末に間違えたとしても、全然考えないよりもよいからである。

きちんとした教義のある立派な宗教は、どれもでたらめだから、まともな人間は相手にしてはいけない。

作り話は作り話、迷信は迷信、奇跡は文学的な妄想として教えるべきである。 迷信を真実として教えるのは、あまりにも恐ろしいことである。 子どもはそういうものをそのまま受け入れてしまい、人は後で何年もかけて、死ぬ思いをしないと、 なかなかそういうものから抜け出ることができないものである。 実際、本物の真実のためよりも、むしろでたらめの迷信のために人は戦うものである。 なぜなら、迷信というのは、調べようがないので、でたらめであることには気がつきにくいが、 真実は考え方であるため、変わる時には変わるからである。

生きると言うことは、世界が広がっていくことである。 人生を旅すれば旅するほど、より多くの真実を理解できるようになっていく。 戸口にあるものを理解することは、その先にあるものを理解するための最善の準備になる。

(上の日本語訳の元)

"Reserve your right to think, for even to think wrongly is better than not to think at all."

"All formal dogmatic religions are fallacious and must never be accepted by self-respecting persons as final."

"Fables should be taught as fables, myths as myths, and miracles as poetic fancies. To teach superstitions as truths is a most terrible thing. The child mind accepts and believes them, and only through great pain and perhaps tragedy can he be in after years relieved of them. In fact, men will fight for a superstition quite as quickly as for a living truth --- often more so, since a superstition is so intangible you cannot get at it to refute it, but truth is a point of view, and so is changeable."

"Life is an unfoldment, and the further we travel the more truth we can comprehend. To understand the things that are at our door is the best preparation for understanding those that lie beyond."


§総目次§
物語ノ岸辺物語ノ本流物語ノ時空物語ノ拾遺